○クと○キは、こう書きます

  •  線には、方向と角度があります。

  •  今後、説明文の中に、○○度・○○ミリといった表現が出てきますので、この図はよく覚えておいてください。
    時計の針でいうと「3時」の方向を0度として、左回りで角度を表現していきます。  また、こちらには基本文字の定義文がありますので、 それを読む際にも利用してください。

  •  それでは、「ク」の書き方です。


    横方向の線に「ク」を繋げる場合は、これをまともにやろうとすると非常に書きづらいので、こういうときには、母音の「ウ」を 代用します。「カク」とか「ヤク」の例をご覧ください。

  •  例外が幾つかあります。コクソクロク等です。 これは原則どおりに書いてもいいのですが、「コクサク(国策)」「ヒコク(被告)」「ソクジツ(即日)」「カイソク(会則)」「ロクオン(録音)」「キロク(記録)」等々、 会議の現場では非常に多く使われる語句に含まれる音なので、簡単に書けるよう工夫を施しております。
    「クク」のように同じ音が続く場合は、例によって二音目を点で表します。


  •  次は、○キです。


  •  二音目に「キ」が来る場合は、一音目に続けて「キ」を書くか、または小さな円を付けて表します。
    「テキ」は「モクテキ(目的)」「コウテキ(公的)」「セイジテキ(政治的)」など、「○○的」といった頻出音ですので、特殊な書き方が用意されています。
     ナ行以降も原則に従って、自分で書いてみてください。書き方のお手本はこちら の12ページから14ページにも掲載してありますので、自分が書いたものと見比べて確認してください。

  • (ここまでの練習問題)
    アクウン(悪運)  フクセン(伏線)  エキメイ(駅名)  スキヤキ(鋤焼き)
    ヌキウチ(抜き打ち)  チクサン(畜産)  ワキヤク(脇役)  ネクタイ
    タクサン(沢山)  アツレキ(軋轢)  マクヒキ(幕引き)  カキオキ(書き置き)
    オクソク(憶測)  リチテキ(理知的)  コクハク(告白)  マンサク(満作)
     
 練習問題の答え(kotae_1.pdf…198KB)